こどもインフォ

ホーム > こどもインフォ

えいようだより

夏の巻

1、 食事のお話  水分補給について

Q.1日どのくらい水分をとらせれば良いの?

A.1~2歳で必要水分量は1300mlが目安です。

ただし、食事の中にも水分は含まれているので、飲み物からとらなければいけない水分量はそんなに多くありません。 朝食にコップ1杯の牛乳、昼食と夕食にはみそ汁やスープ等の汁物をつけましょう。おやつの時は、牛乳・果汁・麦茶など、おやつに合わせて選びましょう。あとは最低限午前と午後にコップ1杯分ずつのお茶が飲めれば十分でしょう。汗をたっぷりかく時は量を増やしてこまめな水分補給を心がけましょう♪

 

Q.汗をたくさんかいた時はスポーツ飲料を飲ませた方が良いの?

A.水分補給には、麦茶や番茶がおすすめです。

スポーツ飲料等の清涼飲料水には予想外に多くの砂糖が含まれています。(500mlのスポーツ飲料にはスティックシュガー11本分の糖分) 糖分の体内での処理にはビタミンB1が大量に消費されます。ビタミンB1が不足すると、処理できない糖分が疲労物質の乳酸になり、疲れやすくなります。 暑い、汗をかく、喉が渇く、疲れた、といって甘い飲み物を飲み過ぎるとかえって疲れをひきおこすことになりかねません。

 

★甘い飲み物には気をつけましょう

乳児期から幼児期は味覚の大切な形成期です。

特に甘いものは味覚形成の発達をさまたげる原因と考えられています。

なぜなら本来人間は甘味塩味うま味といった味覚を好むように遺伝子に組み込まれています。

逆に酸味苦味辛味といった味は毒であり異物と判断されるように生まれてきます。

つまり、塩にうま味パウダーをつけたスナック菓子は究極に人間の好む味ということになります。そのため1度食べたら止まらなくなってしまうのです。

しかし、野菜などから食べる経験を重ねることで酸味や苦味も“おいしいもの”として記憶し徐々に味覚の幅を広げていくのです。

食べないからと言って食卓に出さないのでは、いつまでたっても経験ができず味覚の幅が広がらないことになってしまいます。

★糖分チェックをしてみましょう!!

1回当たり、コップ1杯(100ml)が目安です♪

コップ1杯にどのくらいの糖分が入っているのか・・・1本3gのスティックシュガーで考えると

  • りんごジュース→4本(12g)
  • オレンジジュース→4本(12g)
  • ポカリスエット→2本(6g)
  • カルピス→4本(12g)

普段飲んでいる飲み物に意外とたくさんの糖分が含まれていることに気づいていただけたでしょうか?

★水分補給のポイント まとめ

①寝る前・起きた時、お風呂に入る前後、運動する前後など汗をかく前後には水分補給をしましょう。

②一度に大量の水分を摂らないようにしましょう。胃に負担がかかります。

③ジュースなどの清涼飲料水には、糖分がたくさん入っています。湯冷ましや麦茶、番茶が理想的です。

 

5月の行事食  こいのぼり

当院では、入院中の食事をできるだけ楽しく召し上がっていただけるように、月に1回行事食を提供しています。

食事内容は症状にあわせて随時変更しており、常食・軟飯食・7分粥食・つぶし食・離乳食・特別治療食となっています。

【常食(1-2歳食量)のメニュー】

「常食」は、退院の近い病状の回復された患者様に提供しています。

  • 七夕そうめん

  • お星さまのコロッケ

  • ぶどう

 

食事のポイント

3色のそうめんを使用して、天の川をイメージした盛付けにしています。 里芋には焼きノリをのせて、彦星と織姫を作り天の川に浮かべました。 お手伝いができるようになると、人参を星に型抜きする作業を子どもと一緒に すると食育にもなって良いですね♪

 

【7分粥食(1-2歳食量)のメニュー】

「七分粥食」は、下痢・脱水・高熱等によるやや食欲減退の症状がみられる患者様に提供しています。

  • 七夕にゅうめん

  • お星さまのかぼちゃ

 

食事のポイント

にゅうめんに入れているほうれん草は、消化に良いよう葉先の柔らかい部分を選んで います。副菜は、コロッケのような揚げ物は体調が悪く食べることができないので マッシュしたかぼちゃを星形に型取りしています。まわりに卵をちらして、お星さまが キラキラしているように見せています。

 

栄養食事指導・相談について

入院・通院に関係なく、食事に関する個別相談が可能です。

祝日を除く、月曜日から金曜日の10時・14時・15時に実施しています。

ご希望の方は一度ご相談ください。電話予約も可能です。
「離乳食ってこれでいいの?」「食物アレルギーがあるんだけど・・・」
「おっぱいがやめられない」「食べムラが大きくて・・・」といった
子どもの食事に関する疑問や心配事を一緒に考えていきましょう♪